外為取引(スワップ)で儲ける方法

◆スワップポイントについて

外為取引のスワップポイントとは、簡単に言ってしまえば通貨の「金利差」を受け取ることです。これは、超低金利の日本にいるからこそ利用できる手法です。外為取引では、通貨の値段が今いくらかというのも重要な問題ですが、その通貨の「金利」がいくらかというのも大事な指標といえます。ポンド円を例にご説明します。

【仮定】
ポンドの運用金利(預けた時の金利) → 4.3%(年利)
円の調達金利(借りる時の金利) → 0.05%(年利)
204円のポンド円(買い持ち) → 10,000ポンド(外為取引では主に10,000通貨単位で取引します。)

簡単にご説明しましょう。
ポンド円を10,000ポンド買い持ちして1日経つと、それぞれの通貨に金利がつきます。ポンドを1日運用すると、£10,000×4.3%÷360日で1.19ポンド金利の受け取りがあります。これを円に直すと1.19×204=¥242.8になります。一方、円を1日借りると、¥204×10,000×0.05%÷360日で2.8円の金利を支払わねばなりません。ポンドで受け取った242.8円から、円で支払った2.8円を引いた240円が『スワップポイント』になります。 これはあくまでも1日での資産です。1ヶ月を30日として計算すると・・・

一ヶ月あたり、
\240×30=\7,200
を受け取れる計算となります。

外為取引では、たいていの場合は10,000通貨のポジションを持つには、たったの\50,000でできるのです。